レザクラ。

張り合わせる

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革同士を接着します。


張り合わせに使う道具

「サイビノール」と「ジラコヘラ」、「サンドスティック」を使います。
他にもゴム系ボンドを使う選択肢もありますが、そこまで必要でないので、サイビノールだけでも問題ありません。
ただし、柔らかさが欲しい部分には、ゴム系ボンドの方が向いています。




下地処理

ボンドで張り合わせる箇所を、サンドスティックで荒らします。
こうすることにより、接着剤の付きがよくなり、強力に張り付きます。

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革の端を張り合わせる時は、端から3mmほど荒らせばよいです。

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ボンドを塗る

下地処理で荒らした箇所に、ジラコヘラでボンドを塗ります。
余り多くても、はみ出してしまうので、薄く塗ります。

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張り合わせる

ボンドを塗った箇所を張り合わせます。
外側にはみ出たボンドは、他の場所につかないように拭っときましょう。
表面(ギン面)についてしまった場合は、乾いてからはがしましょう。

木槌の丸い部分でこするように圧着してもよいです。
このとき、革がずれたり、傷がついたりしないように気をつけてください。

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圧着が難しい箇所は、目玉クリップなどで挟んでしっかりと張り合わせましょう。
その時、紙などを挟んで、革に傷がつかないようにします。

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