レザクラ。

コバを磨く

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革の切り口(コバ)を処理します。 革を張り合わせると、磨きにくい箇所は、張り合わせる前に、コバを処理します。 仕上げとして磨くと完成度がぐっと上がります。


コバ磨きに使う道具

「サンドスティック」、「トコノール」、「ヘラ付ヘリみがき」を使います。
革が厚く、コバに丸みを出したい場合は、「へりおとし」を使います。





ヘリを落とす

ヘリ落としで、ギン面、トコ面の面取りをします。
革の厚さで、使用するヘリ落としの刃幅を変えます。
サドル革のように厚く固い革でなら必要ですが、ハギレ革の薄いものには必要はありません。


整形する

サンドスティックを使い、コバを整形します。
細かい面で、表面を整えます。

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革を張り合わせて段差がある場合は、まずサンドスティックの荒い面で段差を整えて、細かい面で表面を整えます。
段差が大きい場合は、別たちではみ出した部分を切り取ってもいいです。

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トコノールを塗る

トコノールをコバに塗ります。 指で塗ってもよいですが、狭いコバには、綿棒や爪楊枝などで、少しずつ塗ります。

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コバを磨く

ヘラ付ヘリみがきを使って、コバを磨きます。

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厚い革の場合は、ヘラ部分を使って磨きます。 丸みがついているので、丸い仕上がりになります。00063

 

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